3ヶ月、10週、2日目

 つわりは一時期よりよくなった気がするけども昨日・おとといは酷かった。最近楽になったと本人も喜んでいたので、この揺り戻しはしんどいだろうなあと。もともとの打たれ弱さと情緒不安定のダブルパンチでノックアウト寸前。
 いったんスイッチがネガティブに入るとちょっとしたことで泣いてしまう。今朝検診に行く支度をしていたときも、タンスのある部屋がコーヒー臭いと言って泣き出してしまった。もともとコーヒー好きではないのでこれはまあ僕が悪いのだが、前は匂いは大丈夫と言っていたのだがなあ・・・悪阻は難しい。
 んで、すったもんだの挙句タクシーで検診に向かったわけだが車中の雰囲気は最悪で、運転手さんはこりゃ堕胎の上別れ話だなとおもったろうな・・・。現金なもんで、第三者が近くにいると感情もセーブできて、全部おれのせいか、とかそういった自分中心の考え方はいかん、なんせ父親になるわけだからしてすべて「まはろ(←呼び名。もちろん仮名)」のためだからしてしっかりせないかん、と思ったりする。

 通っている産婦人科は検診に夫も立ち会える。問診だけでなく触診も。先生は男なので、目の前で嫁がだいじなところをおっぴろげたうえにいじくられとる・・・とか思って初回はネトラレ萌えな複雑な気分だったわけだが、胎児の様子が見れるのはとてもとても感慨深い。今日なんて手と足がみれた。すげえなあ、いろいろあるけど、母親が悪阻でぐったりしててもちゃんと育ってるんだ、とおもうと泣けてきた。

 タクシー独特の匂いが嫌だったってことだったので、帰りは歩いた。徒歩だと30分強の距離。ちなみに普段は義母の車を借りているのだが今日は仕事だったので借りることができなかったのだ。妻はここんとこほぼ引篭もりだったので、こんなに歩いたのはずいぶん久しぶりのはず。いい天気で住宅街はのどかで、すべての人が平和に暮らしている気がした。
 帰ってからは腹がへったというので(嫁は俗にいう食べづわり)、冷凍のチャーハンを食す。最近冷凍物ばかり。保存がきいてレンジですぐ食べれるので便利は便利だが、母体にはあまりよくないんだろうなあとか思いながら。
 

トリペと―妊婦、はじめました

トリペと―妊婦、はじめました

 リラックマの作者による妊婦本。別にリラックマ好きじゃないけど、面白かった。
結構ヘビーな妊婦生活なんだけど(インフルにかかったり)、絵柄が可愛いのでほっこりしながら読める。嫁は情緒不安定な時に読んだので号泣しながら読んだ、とか言ってたけどもw